境界確認測量(確定測量)や分筆登記の期間はどのくらいかかるの?
皆様こんにちは!福岡県宗像市の土地家屋調査士 里です。
本日は境界確認測量(境界確定測量とも言われます)と分筆登記の作業期間はどのくらいかかるのかについてお話しいたします!
境界確認測量では境界杭の設置や隣接地の立会い、道路や水路など官公庁との協議にも時間を要するため、現況測量に比べて長い期間を要します。
現況測量であれば境界杭設置や立会いは行わないため、通常の住宅地のような場所ですとご依頼から2週間ほどで納品まで行えることが多いかと思います。
一方で境界確認測量では長期間に及ぶ場合もあります。
今回は通常の宅地(50坪程度)を想定してお話させていただきます。
1.
ご依頼後現地の測量作業(約2週間)2.
測量の成果を基に仮の測量図を作成する(約1週間)3.
現地で境界位置を復元し位置関係を検討する(約1~2週間)4.
道路や水路の所有者(市役所など)に境界協議申請を行い、現地の立会いが実施される(約1~2週間)5.
隣接地所有者に連絡を取り、現地立会いを実施していただく(約2週間~約1ヶ月)(関係者の予定が合わず、長期間となる場合もあります)
6.
官公庁用の立会確認書を市役所など官公庁に提出し証明書として受領する(約2週間)7.
全ての資料を纏めて納品用の成果品を作成(約数日)上記の場合はスムーズに進行した場合ですが、通常2~3ヶ月の期間を要することが分かります。
また、下記のようなケースでは期間が伸びてしまうこともあります。
上記のように作業がスムーズに進まず、結果として長期間となってしまうケースも多くあるのが実情です。
逆に皆様のご協力もあり、作業がスムーズに進んでいき1.5ヶ月ほどで納品まで行く場合も少なからずあります。
土地分筆登記では、上記の境界確認測量を実施することが原則となるため、上記作業期間に加えて通常2週間~1ヶ月程度≪境界測量と合計で2.5ヶ月~4ヶ月程度≫登記完了までの期間がかかります。
分筆登記については分筆位置や面積などを現地や図面でご確認いただく必要もあることから、土地の売買や建築を考えて動いた場合でも思ったより期間がかかるというイメージかと思います。
土地の状況よっては測量しにくいことや隣接地の立会いが複雑なケースもあるため、境界確認測量や分筆登記をご検討いただく場合はまず、私ども土地家屋調査士のご相談いただくのが良いかと思います。
土地の測量や分筆登記、その他不動産登記について悩まれている方は、まずご相談いただければと思います。
土地家屋調査士が専門的な視点から的確にアドバイスいたします。
さと事務所では、宗像市を中心として福岡県全域で土地の測量や登記の手続き、建物の登記手続きを迅速・丁寧に対応いたします。まずは無料相談いただき、アドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?
皆様のご連絡をお待ちしております。


お問い合わせはこちら
090-7274-5272
対応時間 平日9:00~18:00
