未登記建物をそのままにしておくデメリットとは!?
皆様こんにちは!福岡県宗像市の土地家屋調査士 里です。
本日は未登記の建物をそのままにしておくデメリットについて解説いたします!
所有している未登記がだったことが発覚した場合にそのままにしておくデメリットがあることはご存知でしょうか?
通常は建物を新築や増築した場合には、表題登記(増築の場合は表題部変更登記)を申請することとなりますが、融資が絡まない場合などに登記せずに何年も経っているケースも多くあります。
そのような未登記建物を未登記のまま放置することは少なからずデメリットがあります。
1.未登記建物のデメリットとは?
建物表題登記は新築から1ヶ月以内に登記する義務のある手続きになりますので、登記漏れがある場合は注意が必要です。
正当な理由なく違反した場合は10万円以下の過料(行政上のペナルティ)の適用対象となりますので注意が必要です。
建物を売却する時に未登記部分がある場合は、その部分の登記申請を行う必要があります。
この場合、一般的に新築時よりも書類が多く必要となることから、費用が高額になってしまう傾向があります。
すでに売買などで所有者が変わっている場合も、元の所有者と書類をやり取りする必要があることも多いため、費用が更にかさむ原因となることもあります。
未登記部分を発見した場合は早期の対応がおすすめです。
未登記建物の登記費用について
未登記建物が建築されて数年経っている場合は、新築時の表題登記よりも費用かかってしまいます。
一般的な住宅の規模で新築の場合は8万~10万程度が表題登記費用の相場かと思います。
しかしながら、同じような規模の建物でも、(数年以上経過している)未登記の建物表題登記の場合や、増築部分が未登記の建物表題部変更登記の場合では10万~18万ほどとなるケースも多いです。(さらに高額となる場合も多々あります。)
これは、上記でも触れましたが、必要書類が多いことや現地と図面にズレがあることも多いため、新築時の表題登記と違い一筋縄ではいかないことも多いためです。
年数が経てばたつほど必要となる費用や書類も増える傾向にありますので速やかに相談されることをお勧めします。
さらに、金融機関の借りかえや不動産売買などに起因して、登記漏れを指摘されたケースなどでは急ぎ登記を完了させる必要があり、間違いも許さないため、費用以上に専門家へ依頼するメリットが大きいかと思います。
以上のことからも、一生に何度も行うことのない大切な建物表題登記、建物表題部変更登記は、専門家に依頼することを検討されてみてはいかがでしょうか?
さと事務所では、宗像市を中心として福岡県全域、九州近隣県にて建物表題登記の手続きを迅速・丁寧かつ、無駄を省いた適正価格にて対応いたしますので、まずは無料相談いただき、アドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?
皆様のご連絡をお待ちしております。



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